ビオン入門
ビオン入門
この5回にわたるコースを通して、ビオンの中核となる考え、それらの考えの理論
的な汎用性と応用について、概略していきます。オンラインでのディスカッション
グループも含め、全てオンラインで行われます。
ここをクリックすると、このコースの講師であるクリス・モーソンについての
短い紹介を読むことができます。
コースの概略
このコースは1回30分程度の録画された講義、講義の全文、翻訳文、講義に関する
質問集、推薦文献リスト、用語集から成り立っています。
受講生は、このコースが有効である期間中は、何度でも、いつでもそれらを見るこ
とができます。
質問集は、どの程度理解できているかを判断するためのガイドラインになります。そして、ディスカ
ッショングループに参加する場合には、さらなる疑問や議論のきっかけとなるものともなるでしょう。
このコースでは、自らが学習する手助けをすることが主な目的であり、学習の程度を判断することは
目的ではありません。
このコースの特徴として、受講生それぞれが自分のペースで学んでいくことができることが挙げられ
ます。(“コースの期間”については下記を参照して下さい。)
録画された講義一覧
講義I: 人としてのビオンとは?
講義II: グループについての初期の業績
講義III: 精神病状態の患者との治療
講義IV: Kの領域
講義V: ビオンの後期の業績
クリス・モーソンによるこのコースについての説明をここから見ることができます。
どういう人にとってふさわしいコースか?
ビオンの概念やその応用に興味があり、知識を広げていきたい人であれば、臨床家
はもちろんのことながら、哲学、医学、心理学、文学などの研究生にもふさわしい
コースです。とりわけ、イギリスから離れた海外の方々には有用でしょう。中国語
と日本語の字幕のついた講義が用意されています。
なぜ英国精神分析協会のコースがより有用であるか?
コースを受講するために必要な資格
学位などの学術的な資格は必要ありません。ただ、我々の提供するムードルを使え
るだけのブロードバンドの環境といったインターネットの設備は、それぞれの方々
に必要となります。毎秒400kb から2Mbのダウンロードのスピードと、毎秒400kb
以上のアップロードのスピードが必要となるでしょう。
費用
オンラインコースのみ £85
オンラインコース、およびオンラインでのグループディスカッション、これには終
了時に修了証がつきます。 £180
修了証
オンラインでのグループディスカッションに80%以上参加された方には、英国精神
分析協会から、このコースの修了証が提供されます。
コースの期間
オンラインコースのみ 2ヶ月間 録画された5回分の講義の視聴が可能
オンランコースおよびSkype によるグループディスカッション 3ヶ月間
5回分の講義、5回分のディスカッショングループ
オンラインでのディスカッショングループは、水曜5 pm- 6:30 pm (日本時間)に行われる予定です。英国分析
協会のメンバーである阿比野が参加します。ディスカッショングループに参加されたいものの、この時間が難し
しい方は、enquiries@psychoanalysis.org.uk まで連絡をください。
For discussion groups, it is essential that you have a good degree of understanding of English language unless stated otherwise.
登録
下記リンクより登録をお願いします。
オンラインコースのみ リンク
Register for online course only (2 months):
オンラインコースおよびディスカッショングループ リンク
希望の方はこちらまで enquries@psychoanalysis.org.uk
その他問い合わせ
enquiries@psychoanalysis.org.uk
さらなる学習をお望みの方へ
このオンラインコースは、できるだけ使いやすく、相互的な関わりが可能になるよ
うになっています。ですが、もし、直接の対面の形でさらなる学習をされたいと思
われる方には、可能な限りそういう場を設けたいと思っています。
オンラインコースで学んだことをもとに、対面での密度の濃い議論やディスカショ
ンをすることで、さらに学んだことが生かされることでしょう。もしこうしたオン
ラインと対面、双方の学習の場を望まれる方がおられれば、連絡を頂きたいと思い
ます。いつどのような形でこちらから連絡を取ることが可能なのかを教えていただ
ければ、こちらから連絡をさせていただきます。
enquiries@psychoanalysis.org.uk まで、メールのタイトルを、”Blended Learning” とし
て、英語でも日本語でも構いませんので、連絡をください。